著作の国内累計発行部数が1億部を突破した東野圭吾の長編小説『ある閉ざされた雪の山荘で』が重岡大毅主演で実写映画化。2024年1月12日(金)に全国公開。
本作は、“国民的作家”である東野圭吾が、1992年に発表した『ある閉ざされた雪の山荘で』の実写映画化作品。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定で、書籍発売当時大きな話題となった。ところが映像化については、トリックや人物描写の複雑さから不可能と長年思われていたことに加え、東野自身も「想像もしていなかった」と語るように、今回の実写映画化の仕上がりに不安を覚えていたことを明かしている。しかし試写での鑑賞後、「それは全く杞憂でした」と言い切り、映画の完成度の高さを絶賛。原作者も「見事」と唸るサスペンス・エンターテインメントが誕生した。
この度、本作で主人公を演じた重岡大毅さんの他、間宮祥太朗さん、中条あやみさんが大阪・てんしばのクリスマスマーケットに登場!大盛り上がりのイベントとなった!
大阪の街にそびえたつ地上300mのあべのハルカス前の“てんしば”に重岡大毅さん、間宮祥太朗さん、中条あやみさんの3人が登場。早速、ハルカスを見上げながら「10年前にハルカスのてっぺんでデビュー曲を歌わせてもらった」とデビュー時の思い出を振り返た重岡さんは、「大阪はホーム、色々あったが10年経って映画のイベントで帰って来れて嬉しい」と今の気持ちを語った。映画のプロモーション活動としては久々の来阪となった間宮さんは、「大阪にきたらなぜかおめでとうと言われる、自分のことを阪神タイガースのファンとして認知してくれている方がいて嬉しい」と大ファンである阪神タイガースの優勝にちなんだコメントも飛び出した。続いて、中条さんは「家族でてんしばに来たり、天王寺動物園にも訪れたりしたので、思い入れのある場所です」と関西弁で地元エピソードも披露。それぞれ縁ある大阪でのイベント実施を喜んだ後、重岡さんが「ハルカスとデビュー日が一緒なので相方みたいなもの」と話すと、すかさず中条さんも「私も天王寺駅は相方!」と天王寺にまつわる二人の張り合いが始まり、それを微笑ましく見守る間宮さん。3人の仲の良い関係性が垣間見えた。
本作について聞かれると、重岡さんは「原作は東野圭吾さん。サスペンス・エンターテインメントなので、脚本を心してじっくり読み進めていき、最後のクライマックスでしっかり驚かされた。この感動を早くみなさんに届けたい」と熱く語ると、間宮さんは「トリックの設定も、役者としての演技も、どちらも疎かにしたくはなかったので、監督と密にコミュニケーションをとりながら細かく演じた」と話した。中条さんは完成した映画をみた感想として「結末がわかっていても、上手にトリックが散りばめられていて驚かされる。原作を読んだ方でも楽しめる」と本作の面白さを語った。
またもうすぐ近づいてきたクリスマスについて聞かれ、「ガチガチに仕事。今作の宣伝をたくさんできれば」と重岡さんが間宮さんに笑いながら目配せをすると、思わず中条が「二人(間宮さんと重岡さん)はつきあってるんですか?もう一緒に過ごしちゃえば?(笑)」と仲良さげな二人にツッコミ。終始微笑ましい雰囲気でイベントはクリスマスツリーのライトアアップイベントに。
3人の後ろにそびえたつ全長7mのクリスマスツリーは、翌日(12/1)から大阪天王寺公園エントランスエリア“てんしば”で行われる「大阪クリスマスマーケット2023 in てんしば」の為にたてられたツリー。映画大ヒットの祈りも込めて「閉ざ雪、てっぺん獲ったるで!」の掛け声を3人ですることになり「てっぺん獲ったるで、なんてちょっと恥ずかしい」と照れながらも乗り気な間宮さん。3人で仲良く点灯し、美しいライトアップとなった。
続いて、点灯したツリーを「閉ざ雪」仕様にする為に記念のオーナメントを飾り付けすることに。「大ヒット祈願お願いします!是非訪れた方はSNSにアップいただければ」と取り付けたオーナメントに映画のヒットの願いをかけた。(3人が取り付けたオーナメントは12/25のクリスマスまで「てんしば・クリスマスマーケット」内でお披露目される。)
点灯したツリーの前でマスコミ向けのフォトセッションを行っているとどうやらステージの端のほうが騒がしく…?「おった!あっちやで~!」の掛け声とともに大阪のアイドル!?オバチャーンの3人が乱入!「え!?なになに!???」と困惑気味の3人をそっちのけで「こんなちっちゃいパネルはあかん!」と巨大招待状パネルを手渡した。これには重岡さんも「聞いてないって!!」とまさかの乱入に突っ込みつつ、「大阪のおばちゃん入ってきた!なんか元気出たわ!」と大爆笑。フォトセッションが終わり、なかなか降壇しないオバチャーンを間宮さんがエスコートするという一幕も。3人とも大阪の洗礼とオバチャーンの熱気にあたたかな笑顔となった。
イベントの最後に代表して重岡さんより「数々のイベントを経験したが、一生忘れられないイベントになった。クリスマスイベントとしてお友達やご家族と是非観てくれたら嬉しい」と熱いメッセージが伝えられ、映画「ある閉ざされた雪の山荘で」スペシャルトリックナイトin大阪・てんしばは終了した。
【大阪クリスマスマーケット2023】
■期間:12月1日(金)~12月25日(月)
全日:11:00~21:00(LO:20:30)※雨天決行(荒天中止)
■会場:天王寺公園「てんしば」、「てんしばi:na」 入場無料
https://osaka-christmasmarket.com/
STORY
全員役者、全員容疑者。
果たしてこれは、演技か、事件か。
ある宿泊所に、ある“招待状”を受け取った7人の役者が集められた。彼らは、舞台演出家として名を馳せる劇団「水滸」の主宰・東郷陣平が手掛ける次回作のオーディションを勝ち抜き、合宿形式で行われるという最終選考にやってきたのだった。劇団「水滸」のメンバーである本多雄一、中西貴子、笠原温子、元村由梨江、雨宮恭介、田所義雄。そして“唯一の部外者”である久我和幸。彼らはここで主役の座を賭けた最終オーディションに挑む。
東郷の指示によって課された芝居のシチュエーションは 閉ざされた大雪の山荘”。外部との通信が遮断された密室空間で連続殺人事件が起こったという架空の設定の元、彼らは山荘に仕掛けられた監視カメラの前で4日間、 “演技”し続けなければならない。食事と個室が用意され、穏やかでありながら、オーディションに臨む緊迫感が漂う初日が終わった。
ところが翌朝、勝気なワガママ女優・笠原温子が姿を消す。演出家からのメッセージによると彼女は「電子ピアノに接続されたヘッドホンのコードで絞殺された」という。ここは雪の山荘だ。外は雪が降り積もり、犯人の足跡は消え、外へ出ることもできない。
久我和幸はさりげなく参加者に聞き込みを開始するが、確かな情報は得られない。彼はアリバイを確かなものにするため、本多雄一と同じ部屋で寝ることを提案。翌朝、元村由梨江が「何者かに殴られて殺された」と伝えられ、本物の血痕がついた花瓶が発見されるー。
次々と姿を消していく参加者たち。ある時、残された者たちは思う。これは本当の 殺人事件”ではないのか?久我や本多、中西貴子らは真相を解こうとするが、彼らの行動や発言もまた 演技”なのかもしれない。
それぞれの思惑が交錯し、やがて誰もが秘密にしていた劇団の過去が明らかになっていく。
演技か?本当の殺人か?そして誰がこの謎を解くのか?
次々と参加者が消えていく中、誰もが予想しなかった衝撃の真相が明らかになる。
STAFF&CAST
重岡大毅 中条あやみ 岡山天音 西野七瀬 堀田真由 戸塚純貴 森川葵 間宮祥太朗 原作 東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」(講談社文庫) 監督 飯塚健 脚本 加藤良太 飯塚健 音楽 海田庄吾 主題歌「FICTION」(WEST.) 配給: ハピネットファントム・スタジオ ©2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 ©東野圭吾/講談社 公式HP:https://happinet-phantom.com/tozayuki/ X/Instagram/TikTok:@tozayuki_movie
2024年1月12日(金)より全国ロードショー