2024年3月16日(土)実施『映画 マイホームヒーロー』舞台挨拶in大阪 #2


INTRODUCTION

最後の敵は、最愛の娘。
父:殺人犯 VS 娘:警察 VS 半グレ組織 【ノンストップ・ファミリー・サスペンス】 ついに完結!

 累計発行部数 400 万部を突破し、「ヤングマガジン」(講談社)にて、2017 年より連載中の大ヒットコミック「マイホームヒーロー」が連続ドラマ化&映画化!どこにでもいる普通の父親が娘の DV 彼氏を殺してしまう衝撃の場面から始まり、殺した彼氏が所属する半グレ組織から狙われる【命がけの騙し合い】を描いた連続ドラマ。

 2023 年 10~12 月、MBS/TBS ドラマイズム枠で放送され、毎週大ピンチが続くハラハラドキドキの展開に、視聴者からは次の放送を求める声が多数噴出し、中毒者量産状態となったドラマシリーズ。今回の映画ではその 7 年後を舞台に、ついに【完結編】が描かれる。原作再現度 100%と言われ注目を集めた主演・佐々木蔵之介をはじめ、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、木村多江といったドラマからの登場キャラクターに加え、宮世琉弥、津田健次郎ら映画からの新キャストが出演するノンストップ・ファミリー・サスペンス『映画 マイホームヒーロー』は 3 月 8 日(金)から公開中。衝撃のラストを劇場で目撃せよ!

 このたび、映画の公開を記念し、主演・佐々木蔵之介と青山貴洋監督が登壇する舞台挨拶を大阪で実施!!


#1つづき
~ここから観客席からの質問コーナー~

ほんとに素晴らしい映画をありがとうございます。いまだに興奮が収まらない状態でドキドキしています。
やはり漫画が原作ということで、蔵之介さんは演じるにあたってどういうことを意識された。仕草がすごい似てる部分とかすごくあってびっくりしたので、何か意識されてることがあったらお聞きしたいです。
監督には特にこだわったシーンですとか、漫画を意識してやった点について、ちょっとお伺いしたいなと思います。

佐々木さん:原作の漫画があったから、これがアニメになり、ドラマになって、映画になったんだと思います。やっぱりその原作の力強さというか、まばゆいほどの光というか。あれがあったから僕ら、僕ずっと指針になってましたね、原作が。だから、脚本読んで、迷ったりここどうしようと思った時に、必ずそこで原作を読んで、原作はずっと常に持ってたんで。第何巻の何ページ、何ページかなと調べて、そうやって見て。映画だったら、ここまで飛んでるから、ここまでの距離を埋めなきゃいけないから、この原作を見て、の気持ちを色々いただいて表現しようとかって。あと本当に絵コンテのように、本当に原作の絵の通り演じてやろう、この通りやってみようとか、それは徹底して原作に忠実に、できる限りのことをやりましたね。それは本当に楽しかったし、そうありたかったですね。

青山監督:ドラマの時は やっぱ10話まであって、原作のエッセンスを全部入れることができたんですね。ただ映画は元々この企画をやる時からもう映画までやるってことは決めてて、で、映画はちょっと飛んで7年後やらなきゃいけなくて。その時に、原作ファンの人は本当に最初どう思うのかなと、本当に自分も好きだったんで思いました。
 でもそこで、ドラマはできる限り原作に忠実にして、で、映画はただドラマでやった原作の、リスペクトというか、エッセンスをそのまま映画に持ってこれば、オリジナルを描いても、 マイホームヒーローとしては別の形の結末ができるのかなというのをすごく意識して。映画の中で、その端々に原作に今連載されてるエピソードとかをちょっとずつ入れてるんですね。それはあってしかるべきだし、まだ映画を作り始めた頃は全然今原作ファンの方でいう第3部っていうところはスタートしてなかったので。スタートしたてか、だったんで、零花ちゃんが刑事になったっていうとこはあったんですけど、そっから先のストーリーはこっちで想像しなきゃいけなかったので、そこはすごい原作者の山川さんにメモみたいのいただいて、こういう構想になるかもっていうエッセンスを入れて作って、それを2時間にやっぱまとめなきゃいけないので。それがなんかやっぱ1番、苦労したとこですかね。ちょっとすいません、質問と合ってたかわかんないですけど、でも、ありがとうございます。

朝からお疲れ様です。仕事してるときに、お偉いさんから公開前の特別版を観られて、蔵之介さんかっこええな、ええ演技しはるな。とか言われてまして、私も観にきました。
1番その演技の中で大変だったことを教えていただきたいです。

佐々木さん:…………。演技で大変だったことなぁ、なんでしょう…、なんすかね…。大変……。そんなに大変じゃなかった…。

青山監督:確実に大変でしたよね。すごいもう出づっぱりなんで。出てないとこほとんどないんで。ドラマから。

体力的にはどうですか。なんか、暑いとか、寒かったとか、冷たかったとか、もしくは怖かった、危険だった、そんなシーンもあったんじゃないですか。

佐々木さん:あー、海辺が寒かったから。めちゃくちゃ寒かった、めっちゃくちゃ寒かった!風吹いてて。で、そう!そうそうそうそう!何年か前に花火に行ったって言うじゃないですか。過去のシーンで。あれ、ほんと短い時間で撮った。あれ、何分で撮りました?10分か15分?あれ、15分ぐらいで撮ったんですけど、15分で撮らないと、もうこんなん30分も1時間もいてられないぐらい。もう目の中に砂が入りまくりながら、痛い痛い痛い痛いとか言いながら、寒い寒い寒い寒い言いながらやってましたね。
 だから、あそこ結構寒かったから、その近くに旅館があって、僕、ちょっと中空きの2時間ぐらいに、 血だらけとこのメイクのまま旅館行って、衣装を脱いで、首までお風呂入って、温まってもっかい衣装着替えて…それでもっぺん、もっぺんまたやられに津田さんとこ行きましたもんね。ちょっと血色よくなってね。

佐々木さん:今回さ、今大阪やからかさ、言えないこととか、いっぱい言える。なんなんでしょうね。大阪のラジオとか大阪ローカルだとついつい喋ってしまうんですよ。
 僕あれ、面白いのあるじゃないですか。談春さんカットされてるんですよ!
橋でこうやってる時に、断春さんにこう来て、こうやって靴見られて。で、 あの談春さんは…っていう時に、実は回想があるんですよ。
 回想で、僕の父の葬儀の時に、談春さんが葬儀委員長ではないけれども、お世話してくれて。それ、全カットじゃないですか。

青山監督:全カットしたんですよね。しかも、談春さんにその、若返りメイクもしてもらったのに…結構イケてて…。多分それはどっかの形で必ず…日の目をみたいなっていう。

スクリーンに映っていない秘話なども交えつつトークし、会場は笑いに包まれた。
ここでフォトセッションを挟み締めの挨拶へ。

佐々木さん:全お父さんに、全娘に観てほしいですし、やっぱりご夫婦でも、自分の大切な方と観に来ていただきたいと本当に思っています。皆さんが、マイホームヒーローズ、ヒーローなんで、この映画を愛される映画に連れて行ってやってください。本当に本日はありがとうございました。

大きな拍手に包まれ舞台挨拶は幕を閉じた。

『映画 マイホームヒーロー』 公開記念舞台挨拶 in 大阪 概要

◆日時:3月16 日(土) 15:45~16:15 ※本編上映後
◆会場:大阪ステーションシティシネマ シアター3
◆登壇者(敬称略):佐々木蔵之介、青山貴洋監督

STORY 

 愛する家族を守るために娘の彼氏を殺した父は、命がけで罪を隠し通した。
それから7年後―山中に埋めた死体が発見された!
捜査に乗り出す警察と、死体とともに消えた10億円を探す半グレ犯罪組織。
再び標的&容疑者になった父。そして、父の罪を知らずに刑事になった娘は、
事件の真相に迫っていく…。

STAFF&CAST

佐々木蔵之介
齋藤飛鳥 高橋恭平(なにわ男子) 宮世琉弥 板倉俊之(インパルス)
大東駿介 淵上泰史 西垣匠 金子隼也/立川談春 神野三鈴
音尾琢真/津田健次郎 木村多江

主題歌 :「インソムニア」Eve (TOY’S FACTORY)
原作・漫画:山川直輝・朝基まさし『マイホームヒーロー』(講談社「ヤングマガジン」連載)
監督:青山貴洋 脚本:船橋勧 音楽:堤博明
制作プロダクション:TBS スパークル C&I エンタテインメント 
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会

公式HP:https://wwws.warnerbros.co.jp/mhh-moviejp/

2024年3月8(金)より上映中!