INTRODUCTION
長編映画監督デビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で、稀有なる才能を全世界に知らしめたガイ・リッチー。その後も、『スナッチ』『ロックンローラ』と、ポップかつスタイリッシュな映像と、ひねりのきいたユーモアに満ちた痛快なクライム・アクションを世に送り出した。
2009年には世界一有名な私立探偵シャーロック・ホームズを武闘派として描いた『シャーロック・ホームズ』が世界的大ヒットを記録し、作家性とエンタメ性をあわせ持つ監督として最前線で活躍し続けている。
そんなガイ・リッチー監督が、キャリア初となる壮大な社会派ヒューマンサスペンスに挑戦した。今も現在進行形で続いている“アフガニスタン問題と、アメリカ軍に協力したアフガン人通訳についてのドキュメンタリー”を見て、どうしても全世界に伝えなければならないテーマがあると深く心を動かされたのだ。そうして、その驚愕のエピソードを基に、リアルな緊迫感に満ちたヒューマンドラマを完成させた。
STORY
2018年、アフガニスタン。タリバンの武器や爆発物の隠し場所を探す部隊を率いる米軍のジョン・キンリー曹長は、アフガン人通訳として非常に優秀だが簡単には人の指図を受けないアーメッドを雇う。通訳には報酬としてアメリカへの移住ビザが約束されていた。部隊は爆発物製造工場を突き止めるが、タリバンの司令官に大量の兵を送り込まれ、キンリーとアーメッド以外は全員殺される。キンリーも銃弾を受け瀕死の状態となるが、身を潜めていたアーメッドに救出される。アーメッドはキンリーを運びながら、ひたすら山の中を100キロ進み続け、遂に米軍の偵察隊に遭遇する。回復したキンリーは妻子の待つアメリカへ帰るが、アーメッドと家族の渡米が叶わないばかりか、タリバンに狙われ行方不明だと知って愕然とする。アーメッドを助けると決意したキンリーは、自力でアフガニスタンへ戻る──。
STAFF&CAST
監督・脚本・製作:ガイ・リッチー 出演:ジェイク・ギレンホール、ダール・サリム、アントニー・スター、アレクサンダー・ルドウィグ、ボビー・スコフィールド、エミリー・ビーチャム、ジョニー・リー・ミラー © 2022 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED 提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ 公式サイト:www.grtc-movie.jp
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