INTRODUCTION
最後の敵は、最愛の娘。
父:殺人犯 VS 娘:警察 VS 半グレ組織 【ノンストップ・ファミリー・サスペンス】 ついに完結!
累計発行部数 400 万部を突破し、「ヤングマガジン」(講談社)にて、2017 年より連載中の大ヒットコミック「マイホームヒーロー」が連続ドラマ化&映画化!どこにでもいる普通の父親が娘の DV 彼氏を殺してしまう衝撃の場面から始まり、殺した彼氏が所属する半グレ組織から狙われる【命がけの騙し合い】を描いた連続ドラマ。
2023 年 10~12 月、MBS/TBS ドラマイズム枠で放送され、毎週大ピンチが続くハラハラドキドキの展開に、視聴者からは次の放送を求める声が多数噴出し、中毒者量産状態となったドラマシリーズ。今回の映画ではその 7 年後を舞台に、ついに【完結編】が描かれる。原作再現度 100%と言われ注目を集めた主演・佐々木蔵之介をはじめ、齋藤飛鳥、高橋恭平(なにわ男子)、木村多江といったドラマからの登場キャラクターに加え、宮世琉弥、津田健次郎ら映画からの新キャストが出演するノンストップ・ファミリー・サスペンス『映画 マイホームヒーロー』は 3 月 8 日(金)から公開中。衝撃のラストを劇場で目撃せよ!
このたび、映画の公開を記念し、主演・佐々木蔵之介と青山貴洋監督が登壇する舞台挨拶を大阪で実施!!
本編上映後、盛大な拍手に迎えられ主演・佐々木蔵之介と青山貴洋監督が入場、それぞれコメントを述べる。
佐々木さん:さっきまで血流してた鳥栖哲雄役の佐々木蔵之介です。本日はありがとうございます。今日は映画観賞後のトークショーなんで、何を話してもいいということなんで、いっぱい裏を話そうと思ってます。楽しんでってください。ありがとうございます。
青山監督:青山です。皆さん、今日はどうもありがとうございます。こんな天気のいい日に映画館に来ていただけることがものすごく嬉しいです。今日は色々、たくさん東京では話せなかったことを、こちらでは話せればいいなと思ってるので、よろしくお願いします。
先週末に劇場公開し、週末動員ランキング実写映画ナンバーワンスタートという素晴らしいスタートを切った本作。公開から約1週間が経ち、SNSなどでは、キャストの演技が素晴らしかった。終始ハラハラドキドキした。そして非常に多かったコメントが、家族愛。家族愛を感じるところで涙が止まらなかったなど、絶賛の声が多く寄せられている。こういった反応を受けてどう感じているか。
佐々木さん:僕もクライムサスペンスって言って、その、ハラハラドキドキでずっとドラマをやってて、映画もそういうので作ってて、みんなそういう風に思っていただけるんですけど、今1番最後にあった、本当にちょっと最後泣いた、泣いてしまいそうになったっていうのも聞きました。僕の沖縄の友達なんですけど、劇場へ映画を観に行って、その朝日のところで、会場がこうしくしくなって、自分も泣いてしまったって。やっぱこれは家で見るドラマではなく、やっぱ劇場だからこそ、こうやって共有しながら1つの作品に入っていくんだなと思って、すごく嬉しい感想をいただきました。
青山監督:素直にすごい嬉しいです。 作ってる時は本当に面白いものにしたいと思って作って、感動というよりはやっぱ面白いものを作ろうと思ってやってたんですけど。でも自分で最初出来上がったやつ観た時に、それが完成した喜びなんかわかんないんですけど、なんか異常に涙が出て。それが、今日見た皆さん、多分最後まで見ていただいたと思うんですが、すごい最後の愛、 家族の愛の形みたいなものを、自分でも見れた気がして、すごい自分で勝手に感動してしまったっていう感じで。
京都のご出身の佐々木さん。大阪は久しぶり?
佐々木さん:よく来てます。まあまあ、地元ですよ。さっきFM COCOLOに出させていただいたんで「なんもり(南森町)」に行ってたし。ここ来たら…ここの上の屋上の、庭園みたいなとこ行ってたし、会社ん時はもう…東通り商店街で飲み歩いてましたし。
今日はだから、昨日の夜入って。今日帰らなあかんのかと。大阪の夜過ごせん…過ごさずに帰らなあかんの、ちょっときついな、つらいなと思ってるぐらいなんです。それぐらいやっぱ大阪は…
そして大阪のお客さん…舞台も大阪来るんすけど、断然関西のお客さんのノリというか、多分こう面白がり方っていうのは全く違いますね。すごいですね、大阪の。反応が。あと、やっぱ関西の方が物販の売れ行きがいい。その1日をほんとに物にしたろという思いがあるのかもしれませんけれど。
もし1泊できたとしたら、大阪のどこに行くか。
佐々木さん:忙しくなりますよ。今日寝れなくなります。いや、でも近所やからなぁ、東通りは行きたいなぁ。中通りも行きたいし。青山さん知らないでしょ?
青山監督:僕ちょっと、卒業してからは梅田のヘップファイブで働いてたことがあって。だから、そんなに全くわからないってことはないです。
ヘップファイブで、メーカーは言えないんですけど、そのアパレルの店員を…というかメーカーに勤めてたんで。大阪は結構だいぶ、地元も愛知県なんで。全然近いイメージです。
鳥栖哲雄を演じる佐々木さんのその役作りや演技を、監督はどのように見ていたのか。
青山監督:蔵之介さんはすごい、いい意味でなんですけど、めちゃくちゃ普通のお父さんをやっていただいだと思ってるんです。なんか普通に見るとこんなかっこいいお父さんなかなかいないと思うんですけど、普通を演じることが1番難しいんで。すごい見てて、あ、こういうお父さんいるなっていう風にちょっと見えてしまうところに、やっぱその鳥栖哲雄の役作りみたいなものを見た気がしました。でも、その奥底ではちょっと違う。何か考えてたりとか、ピンチを切り抜けようっていう気持ちはあるんですけど、もうやっぱりどこにでもいそうな普通のお父さんに見えるのがやっぱ1番いいなって思ってました。
監督のコメントを受けてどう思ったか。
佐々木さん:2年半サラリーマンやってましたからね。 いや、本当に。だから僕、現場入って、ネクタイのこの長さはものすごくこだわるんですよ。この玉の作りと、ここが。なんかめっちゃ長かったり、めっちゃ短かったりしたら、ちょっと違う!って。だからもう朝出勤するときにどんだけ早く綺麗に結ぶかっていうこと、ずっと2年半やってたから。
だからものすごく大事。夏でもちゃんと。昔会社行き始めた時は、夏も駅行くまでもビシャビシャになるんですけど、 だんだん体が慣れてくるんですね。真夏でもジャケット着ても汗かかない体質になってきたりするんですね。サラリーマンって、戦闘服を着ると。
サラリーマンの経験があったからこそ、いわゆる監督がいう普通のお父さん、普通の会社員を演じるというところに、役立った部分はあったか。
佐々木:そうですね、普通。確かに普通、難しいですね。でも普通やけど、一方で推理小説オタクなんで。こっちがあるからこの普通が作れるっていうところはありますね。普通だけだと多分やりきれないと思う。こっちがあるので。この振り幅があるので、ちょっとホラーもできたらコメディもやれるみたいな。この振り幅があるので楽しかったですね。
この振り幅というのは、役者さんにとっては大変難しい役所だったのでは。
青山監督:いや、すごい難しいと思います。だから、やっぱり、さっきも言った、普通のお父さんに見えるけど、なんかこう、 サスペンスの知識だったりで、ピンチ切り抜けてくっていう、静から動にいきなり行っちゃう感じなんで。それをやっぱやるのって多分相当難しいなと思うし。それをなんか現実にいそうな人に見せなきゃいけないと思って、やっぱスーパーマンじゃないんで鳥栖哲雄は、なんかそこの、やっぱリアルにいそうな人間っていう中を蔵之介さんの中でなんか消化されてやってるんだろうなって思って見てました。
今回の映画のクライマックス、父娘の対決シーン。齋藤さんとのこのシーンの撮影時というのはどんな様子だったか。
佐々木:皆さんご覧になられてると思うんですけど、朝日が登るところの海辺のシーンなんですけど。あの時間帯、朝日が上る時間って、上りきる時間って意外に短時間ですよね。この時間に合わせて取らなきゃいけない。30分あるかないかくらい。だんだんオレンジになってきて、まだ出てこない…出てきた!みたいな。
今日、朝サタプラ出る前に、僕、朝 ホテル出る時に朝日がこうがーって登っていくのを見たんですけど、 あこも今日真っ赤オレンジになったんですけど、これとったな、静岡の御前崎で撮ったな、こんな感じで撮ったなと、まさに今日、朝思ってたんですけど。いや、すごく、割とずっとずっと上がっていくんですよね。
だから、そこにかけるみんなの思い。ここに集中すると、やっぱり父と娘がある結末、 あることをやるっていう、そこにかける思いがやっぱみんな全集中してたんで。それをなんか見てくださったお客様が評価してくださって、評価というかね、共感してくださったことはすごく嬉しいですね。
青山監督:本当に、1回しかチャンスがなかったんで。1日しかなくて。出なかったらどうしようかなというのはすごいあったんですけど、晴れマークだし大丈夫かと思いながらも、前日まではすごい風と雨と結構天気が荒れてて、これはどうなんだろうと思いながら、その前にあるシーンも撮ってたんですね。結構、最後の方の対決みたいの。丸1日でこれ取れるのかなって正直思って。取り終わったのが本当8時ぐらいだったんで、朝の。なんかすごいなと思って。
佐々木さん:だから僕と飛鳥ちゃんがいて、こっちが海やとしたら、僕の後ろから上がっていく。で、向こうから多江さんがいらっしゃるんですけど、でもやっぱ方向で、全部飛鳥ちゃんの方から僕の方を撮るんですね。で、飛鳥ちゃんがもう感極まってるとこも、全部こっち推しで撮っていく。
終わってから多江さんを撮るんですけど、この多江さんもずっと、自分は背中しか映ってない時も、ほんとに芝居をしてくださって。ずっと。緩まず、ずっとやってくれて。だから、こっちも芝居ができたっていうのがあって。やっぱりずっとドラマやってきて、ここにも家族があるなと思いながら撮影した気がしました。
青山監督:なんかほんとにあの瞬間、家族の形をしっかり見た気がしました。
#2(観客席からの質問コーナー)へ続く
『映画 マイホームヒーロー』 公開記念舞台挨拶 in 大阪 概要
◆日時:3月16 日(土) 15:45~16:15 ※本編上映後
◆会場:大阪ステーションシティシネマ シアター3
◆登壇者(敬称略):佐々木蔵之介、青山貴洋監督
STORY
愛する家族を守るために娘の彼氏を殺した父は、命がけで罪を隠し通した。
それから7年後―山中に埋めた死体が発見された!
捜査に乗り出す警察と、死体とともに消えた10億円を探す半グレ犯罪組織。
再び標的&容疑者になった父。そして、父の罪を知らずに刑事になった娘は、
事件の真相に迫っていく…。
STAFF&CAST
佐々木蔵之介 齋藤飛鳥 高橋恭平(なにわ男子) 宮世琉弥 板倉俊之(インパルス) 大東駿介 淵上泰史 西垣匠 金子隼也/立川談春 神野三鈴 音尾琢真/津田健次郎 木村多江 主題歌 :「インソムニア」Eve (TOY’S FACTORY) 原作・漫画:山川直輝・朝基まさし『マイホームヒーロー』(講談社「ヤングマガジン」連載) 監督:青山貴洋 脚本:船橋勧 音楽:堤博明 制作プロダクション:TBS スパークル C&I エンタテインメント 配給:ワーナー・ブラザース映画 ©2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会 公式HP:https://wwws.warnerbros.co.jp/mhh-moviejp/
2024年3月8日(金)より上映中!