愛する娘が失踪した―
これは、壊れた世界の中で光を見つける<わたしたち>の物語。
主演 石原さとみ
×
監督・脚本 吉田恵輔
INTRODUCTION
2022年の出産後、1年9ヶ月ぶりの芝居に臨んだ石原さとみが主演を務め、『空白』(21) 、『ヒメアノ~ル』(16) の吉田恵輔(吉田監督の<吉>は <つちよし> です。)がオリジナル脚本でメガホンをとった2024年5月17日(金)公開の映画『ミッシング』(配給:ワーナー・ブラザース映画)。
娘が失踪した家族の取材を真摯に続ける地元テレビ局の記者・砂田役に中村倫也。妻・沙織里との温度差から夫婦喧嘩が絶えなくなる夫・豊役に青木崇高。心が見えなく何を考えているのか分からない怪しげな沙織里の弟・圭吾役に森 優作。キー局を受けるも全滅してローカル局に入社した新人記者で砂田の後輩・三谷役に小野花梨。飄々とした態度で取材中も緊張感がないカメラマン・不破役に細川 岳が演じる。また、失踪してしまう沙織里の娘・美羽役に有田麗未(ありたつぐみ)。砂田の上司でテレビ局の番組デスクを演じるのは小松和重。沙織里の弟・圭吾の職場の先輩役にカトウシンスケ。砂田の後輩記者・駒井役に山本直寛。失踪事件の担当刑事・村岡役に柳憂怜。沙織里と圭吾の母親役に美保 純など、共演には、錚々たる実力派キャストが集結している。
本作は、常に観客に衝撃を与え、想像力を刺激する作品を発表し続ける吉田恵輔が、雑音溢れる世の中で生きるわたしたちが抱える問題をえぐり出し、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿を、リアルにかつ繊細に描いた感動作。主演は、出産を経て母となった石原さとみが「今だからできる」と語り、これまでのイメージを一新させる新境地に体当たりで挑んだ。
STORY
とある街で起きた幼女の失踪事件。あらゆる手を尽くすも、見つからないまま3 ヶ月が過ぎていた。娘・美羽の帰りを待ち続けるも少しずつ世間の関心が薄れていくことに焦る母・沙織里は、夫・豊との温度差から、夫婦喧嘩が絶えない。唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々だった。
そんな中、娘の失踪時、沙織里が推しのアイドルのライブに足を運んでいたことが知られると、ネット上で”育児放棄の母”と誹謗中傷の標的となってしまう。世の中に溢れる欺瞞や好奇の目に晒され続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまうほど、心を失くしていく。
一方、砂田には局上層部の意向で視聴率獲得の為に、沙織里や、沙織里の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。
その先にある、光に――。
STAFF&CAST
石原さとみ
青木崇高 森優作 有田麗未
小野花梨 小松和重 細川岳 カトウシンスケ 山本直寛
柳憂怜 美保純 / 中村倫也
監督・脚本:吉田恵輔 ※吉田監督の<吉>は <つちよし> です。
音楽:世武裕子
配給︓ワーナー・ブラザース映画
©2024「missing」Film Partners
公式HP:http://missing-movie.jp/
公式X:@kokoromissing
2024年5月17日(金)全国ロードショー