親友と雪山で遭難。「最期に聞いてくれ―」
だが、助かってしまった…。
W黄金タッグが放つ絶体絶命密室エンタテインメント!
原作タッグ×主演タッグ=奇跡のW黄金タッグによる、人気コミックの実写映画化が実現!
INTRODUCTION
映画の原作は、カイジ」の福本伸行、「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじという、日本漫画界を代表する名匠二人による共作が大きな話題を呼んだ、1998年にヤングマガジンアッパーズで連載され話題をさらった人気コミック。
物語冒頭は、大学山岳部OBの浅井と石倉が、登山中に猛吹雪で遭難するところから始まる。脚に大怪我を負い、死を覚悟した石倉は、浅井に「自分を置いていけ」と告げ、それを拒否する浅井に、自身が過去に犯した“殺人”を告白する。「これで、長年背負ってきた十字架を降ろし、死ねる。」そう思った刹那、眼前に山小屋が出現し、二人は一命を取り留めることに…。
死を覚悟した親友の最期の“告白”を聞いてしまった男と、言ってしまった男。助かってしまった2人が贈る、山小屋でのこの上なく気まずい一夜を、圧倒的なスリルとスピード感で描ききった作品は、今尚、多くの読者の心を惹きつけ続けている。
告白を“聞いてしまった男”、浅井啓介を演じるのは、大ヒットを記録したアクション・エンタテインメント大作『土竜の唄』シリーズ(14・16・21)や、珠玉のヒューマンドラマ『渇水』(23)など、幅広いジャンルの作品で多彩な演技で観客を魅了し続ける俳優、生田斗真。浅井という一見するとエリートの好青年風だが、どこか掴みどころのないキャラクター像を演じ、新境地を開拓する。そして、自らの罪をうっかり“言ってしまった男”は韓国人留学生リュウ・ジヨンとして映画版で新たな息吹を吹き込んだヤン・イクチュン。監督・脚本・主演をつとめた『息もできない』(10)は、国際映画祭・映画賞で25以上もの賞に輝き、そのセンセーショナルな作風が世界で話題となり、菅田将暉とW主演をつとめた『あゝ、荒野 前編/後編』(17)では日本国内外で高い評価を集め、数々の映画賞を受賞した。そして、本作は生田斗真とヤン・イクチュン、日韓を代表する演技派俳優によるW主演作となる。 また大学山岳部時代、登山中に事故死したとされている2人の同級生で、本作のヒロイン・西田さゆりを演じるのは、ドラマ「あなたの番です」(19年、NTV)の怪演で強烈なインパクトを残し、『陰陽師0」(24)、『先生の白い嘘』(24)など本年も多くの映画、ドラマで活躍し、今、最も注目を集めている実力派女優の奈緒。
監督を務めるのは1月に公開され大ヒット中の『カラオケ行こ!』など発表する作品が常に高い評価を集めている山下敦弘。さらに、主題歌は国内外のロックファンから絶大な支持を集めるバンド、マキシマム ザ ホルモンが緊迫感溢れるラウドロックの書き下ろし楽曲を提供している。
個性溢れる一流の才能が結集して贈る、極限のワンナイトサバイバルが開宴する―!
STORY
聞いてしまった“あいつ”が…悪いのだ…‼
究極に気まずい一夜に、ざわざわする―。
大学山岳部OBで親友の浅井とジヨンは、16年前、大学の卒業登山中に行方不明となって事故死とされている同級生の西田さゆりへの17回忌となる慰霊登山中、猛吹雪により遭難してしまう。脚に大怪我を負ってしまい、死を確信したジヨンは、実は16年前にさゆりは自分が殺害したのだと浅井に‘告白’する。長きに渡り背負ってきた十字架を降ろしたことで安堵し、死を受け入れたジヨンだったが、その直後、眼前に山小屋が出現し、二人は一命を取り留めることに。
薄暗い山小屋の中、明け方まで救助隊が来るのを待つ二人だったが、浅井はジヨンの態度がどこかおかしいことに気づく。「ジヨンは明らかに告白したことを後悔しているに違いない…」。
この上なく異様で“気まずい”空気が流れる山小屋内。そして、ジヨンの行動は常軌を逸し始め、狂気をはらんでいく―。やがて一線を越えた親友同士二人の攻防は、ある真実を浮かび上がらせ、想像の上をいく、衝撃の朝を迎えることに。
STAFF&CAST
生田斗真 ヤン・イクチュン
奈緒
監督:山下敦弘
原作:福本伸行 かわぐちかいじ 『告白 コンフェッション』(講談社「ヤンマガKC」刊)
主題歌:マキシマム ザ ホルモン
脚本:幸修司 高田亮 音楽:宅見将典
配給:ギャガ
©2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/『告白 コンフェッション』製作委員会
公式HP:gaga.ne.jp/kokuhaku-movie
公式X:@kokuhaku_movie
公式Instagram:@kokuhaku_movie
2024年5月31日(金)より全国ロードショー
TOHOシネマズ梅田ほか